暖簾 のれん N-4632　本麻 半間 90x150cm

機屋さんからちょっと薄めの生地が出てきたのだけど使えるかなと。
普段は入ってこない、透けるような糸の細い麻生地で作ってみました。


スタジオモフサでは手織りの麻生地をつかって染めています。
店舗等で使用されるハードな使用環境のものや、特殊なサイズのものは、
機械織りの均一的な綿布や麻布なども使用しますが、

オリジナルのデザイン図案を製作する際には、
印刷系の染物屋さんには使いにくい
ちょっとデコボコしたり、糸の太さの違う、
手織りの布からイメージを膨らませることが多いのです。


工業製品でない手織りの麻生地は、出会った時に買っとかないと二度と手に入らないこともあります。

でも目にしてもアンテナに引っかからなかったり、
もう織られなくなった生地や手に入らなくなる生地もあります。
逆に一目惚れして買っちゃったけど、ずっと積みっぱなしになってる生地も山盛りあったり。。

透けるような麻生地に出会えましたので、
ちょうどイメージしていた
涼やかな風の通る暖簾に染め上げました。

暖簾の場合、レースのカーテンでも同じですが、
色合いが濃いもの、黒に近いものはよく透けます。
逆に白いものは透けにくくなります。

図案のなかで、目線の高さや、中央部分に白地があったり、
こちらのようなコントラストの強い、白い模様があると
向こう側が見えにくくなります。

そのような光と見え方の特性を活かして、
今回は伝統的な立涌の図案で仕上げてみました。



こちらの生地の在庫が限られているため、
このデザインでオーダー製作をご希望の方はお早めにお問い合わせくださいね。


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【品番】 N-4632
【サイズ】 約90x150cm (棒は別売)
【素材】　　　苧麻　生平
【価格(税別)】　¥30,000-
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＊実店舗でも展示販売しております。
表記とは異なり、一時的に在庫が無くなってしまうことがあります。
お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけしてしまいます。
在庫確認いたしまして、発送予定日をご連絡させていただきます。
特別企画1908